「同じようで違う。違うようで同じ。」
これは、私が韓国で生活を始めた時から、いつも感じていたことであった。
日本人と韓国人は、似ているようで似ていない。日本と韓国は、同じようで違う。
日本人と韓国人は、似ていないようで似ている。日本と韓国は、違うようで同じ。
「同じようで違う。違うようで同じ。」
友人と共に桜見物をしに地方へ旅した時。
マラソン仲間と一緒にレースに参加し地方に行った時。
友人と一緒のバス旅行で‥‥
ソウル・ジャパンクラブの旅行会で‥‥
家族を招いての旅行で‥‥
ソウルの街で生活していた時、いつも感じていたことである。
かつて、同じようなことをたくさんの人が、いろいろな文献で書いたり、いろいろな場面で語ったりしてきた。
「文化比較論」とか「韓国文化紹介」などで、さまざまな現場経験、見聞を通じて紹介している。
「同じようで違う。違うようで同じ。」
歩くことが好きな私なりに、それを、ゆっくり、ゆっくりと「歩くスピード」で見つめてみたい。
ゆっくりと歩くことで、あらためて見つけることもあるだろう。
人との交流を通して、もう一度、見つめてみたい。
「鳥の目」ではなくて、むしろ「虫の目」になって。
2005/2/1 間宮 武美
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